2025.06.26

中京大学永石ゼミの皆さまが今年も見学に訪れました!

先日、中京大学国際学部の永石教授、ゼミ生6名と、教授のご友人の方が、弊社清須ラボに見学に来られました。今回の訪問は、ゼミ活動の一環として、弊社の事業について理解を深め、後日予定されている学生の皆さまによる新規事業提案プレゼンテーションの準備として実施されたものです。

訪問の様子

永石教授より「学生が私のバディーとなって活動しています」とのご紹介があり、学生の皆さまと教授との間に強い信頼関係が築かれている様子が伝わってきました。
アイスブレイクとして「学生さんの幼少期の写真から誰かを当てるクイズ」を実施。初対面の緊張も和らぎ、終始笑顔の絶えない雰囲気でスタートしました。

弊社からのご紹介

弊社社員より、会社概要と経営理念についてご説明しました。
特に、就職活動が始まる大学生の皆さまへ向けて、「経営理念の重要性」や「企業選びにおける視点」といった内容をお話しさせていただきました。

社会貢献につながる取り組み

弊社では、従来使い捨てられていた梱包材を見直し、工業企業向けに繰り返し使用可能な「リターナブル梱包材」を開発・提供しています。
さらに、その技術とノウハウを活かして、災害時に役立つ段ボール製の防災用品の開発にも取り組んでいます。たとえば、避難生活での快適性に配慮した「おしりにやさしい簡易トイレ」や、衛生面や体への負担軽減に寄与する「ダンボールベッド」などがあります。

実際に、「おしりにやさしい簡易トイレ」は、一昨年に発生した能登半島地震の際に、備蓄品として寄付させていただきました。
いざという時に役立つ製品として、少しでも多くの方の安心につながればと願っております。

当日は、学生の皆さまにも実際にこれらの製品を体験していただきました。
ダンボールベッドに寝転がってみた学生さんからは、「意外と寝返りもしやすい!」という声もあり、思わず寝返りを披露してくれる場面も。製品の実用性を感じてもらうとともに、笑い声が広がるひとときとなりました。

一昨年参加された学生さんによる留学体験の発表

今回の見学には、一昨年参加された学生さんも再び来社され、デンマークとニセコでの留学体験をシェアしてくださいました。

デンマークでは農業ボランティアとして働きながら、自然の中で過ごすゆったりとした時間から、時間の使い方や暮らしの価値観に感銘を受けたそうです。
一方、ニセコではホテルのフロント業務を英語で対応し、外国人観光客とのやりとりやスノーボード体験などを通じて、国内でも国際的な環境で成長を実感されたとのこと。
異なる環境での暮らしや仕事を通して、自分自身と向き合い、価値観の幅を広げていく——。
そんな学生さんの前向きな姿勢に、私たちもたくさんの学びをいただきました。

最後に

この取り組みも今年で3年目を迎えますが、毎年新しい刺激と気づきをいただいています。
学生の皆さまの柔軟な発想や熱意に触れ、私たちも原点に立ち返る貴重な機会となっています。
次回は、いよいよ学生の皆さまによる新規事業提案プレゼンテーションです。
どのようなアイデアが飛び出すのか、心より楽しみにしております。

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